Thursday, July 26, 2007

VISAデビットカード(Checking Card)

デビットカードとは、アメリカでよく使われているキャッシュカードの発展系で、ATMだけでなく、コンビニやスーパーでの支払いにも使えるカードのことです。
認証方式としては、ATMと同様の暗証番号を入力します。
クレジットカードは一時的にカード会社が立て替える方式ですが、デビットカードは口座にあるお金をリアルタイムで消費します。
また、このデビットの後に、デビットカードのように使える、チェッキング型(小切手)クレジットカードというのが主流になりました。
これは、クレジットカードとして利用でき、かつ代金はその場で小切手(チェッキング)口座からその場で引き落としされるカードです。

本物のクレジットカードと違い、口座にある預金額ぶんしか使えない、またそれがその場で引き落とされるタイプなので、与信設定の必要が無く、審査が簡単にすむ利点があります。

とくに、与信審査の面で不利なことが多い在米留学生や駐在員に重宝されるカードです。
また、クレジットカードはカード会社への借金になり、あとで支払いに困るという点がありますが、このチェッキング型であれば、そうした心配はありません。


さらに、与信枠という利用条件があるクレジットカードとは違い、口座残高分利用できるので、大きな買い物も現金や小切手無しでできるという便利さもあります。
アメリカでは現金の換わりにこうしたデビット・チェッキングカードを利用するのが主流になっています。
日本でも、これと似たデビットVISAカードが、あのスルガ銀行より発行されています。


また、デビット型VISAクレジットカードは、スルガ銀行以外でも企画されたり発行が予告されており、日本でも普及するのが確実といえます。

Saturday, July 14, 2007

クレジット業界とは

クレジットとは、信用取引のことです。
担保ではなく、相手の信用に応じて決済の仲介役をするのがクレジットカードです。
クレジットカード業界には、多種多様の業者が参集して、カードの発行をしています。
18種類以上の業態からの参入があります。
こうしたバラエティー豊かな業界になった背景には、政府の思惑がありました。
クレジットカード導入期には、経済産業省が、このクレジット取引を利用した消費刺激を望んでいました。
クレジットカードとは、購入した現物は先に手に入りつつ、後払い・分割払いができる仕組みです。
こうして消費を刺激しよう、という政策でした。
また、初期には銀行として融資業を行うよりも、貸金業法に基づくクレジットカード業態のほうが、営業上の自由度が大きい、という理由もありました。
費者ローン専業のキャッシング業者なども、クレジット業者といえます。
大きく分けると、銀行系クレジットカード、信販系クレジットカード、マイカーローンなどの商品月賦、消費者ローン専業のキャッシングカードなどがあります。
近年では、消費者ローン専門のキャッシング会社なども、独自にマスターカードなどのクレジットカード発行を開始しています。